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電話でのお問い合わせはTEL.088-668-3139

〒770-8074 徳島県徳島市八万町下福万91−5

社会奉仕

現代はほとんどの家庭の形態が核家族となり、地域社会も崩壊の危機にさらされ、人と人とのつながりも、ほんの一部の限られた人との関わりしか持つことができなくなっています。こうした傾向が強まっていくことは特に子どもの教育上に大きな問題をなげかけています。
私たちは、毎月第2土曜日を社会奉仕活動の日と定めて、昔から教育や文化の発信基地として地域社会に様々な啓蒙活動を行ってきた神社仏閣を中心に清掃活動を実施して、地域の人と人とをつなぐ新たな拠点づくりに取り組んでいます。清掃活動には当法人の会員がもちろん多数参加しますが、その他にもお寺やお宮の総代会をはじめ、近隣の人々も多く加わって、人と人とのつながりを深め、地域力を高める方向づけが生じつつある動きもあります。 

  

徳島タウン

 かつては地域にとって文化や教育の発信基地として人々が集い、参詣の絶えなかった神社や仏閣でも今までは人々から顧みられず忘れ去られたかのようなところが少なくありません。私たちはそのような神社や仏閣を対象に地域近隣の人々や氏子、檀家の方々にも呼びかけて清掃を行っています。そのことによってお寺やお宮の境内がきれいになるばかりでなく、多くの人と人との出会いを通して地域にとっての新しいコミュニティが生まれ、教育や文化を形成する土壌づくりにつながりつつあります。ちなみに清掃活動には、お年寄りから幼児まで参加していますが、幼い子どもたちが大人の人たちから生活の基本となる礼儀作法をはじめ、ほうき、くまで、雑巾といった清掃用具使い方、コミュニケーションのとり方を教えてもらうことを通して、子どもたち自身の成長にもつながっています。
 さらに子どもたちは清掃活動に参加することで、働く喜びや誰かの役に立つ意識を肌で感じとって社会性を育てる一助にもなっています。

徳島藍住タウン

 現代は、ご近所の付き合いも少なくなり、殆どの家庭が核家族となり、子どもの教育でも様々な問題をかかえるような時代になっています。藍住タウンでは昔からその地域のシンボルである寺院や神社、公園等でその地域の方々と共に清掃活動をする中で交流の場をつくり出し、子どもたちを教育する場として社会奉仕に取り組んでいます
 特に7〜8年前からは、その神社や寺院に隣接する児童福祉施設の子どもたち、さらに障害者施設の作業所で働く人やその家族の方々と一緒にコミュニケーションをとりながら、清掃活動を継続しています。
★大麻比古神社(大麻町坂東)
阿波一の富
★愛染院(板野町那東)
今まで住職さんひとりで清 掃して いたようですが、地域の方の参加も増え、花見などお寺での交流も行う様になったようです。
★十二神社(鳴門市里浦町)
隣接する児童福祉施設の子どもたちは地域の方々と清掃していく中で久しぶりに会ったりしても、幼い子供もちゃんと覚えていて身体をすり寄せながら甘えてくることもあります。
★チューリップ公園(北島町中 央公園)
当初は、なかなか溶け込めないようなぎこちないお互いの関係でしたが、今では別の場所で出会っても声を掛けあえる関係にまで変わってきました。

人と会話をすることがなかったような子どもでも、神社等の清掃奉仕で、清々しい心になれたのか、次回にはまた参加するようになります。
また、年齢の異なる子ども同士が疑似兄弟となり、楽しそうにはしゃいだり一緒に清掃用具を持って助け合いながら清掃しあう場面が今ではめずらしい光景ではなくなりました。こんな笑顔をたくさん生み出し、人と人をつなぐ場づくりをもっともっと広めていきたいと思っています。

商品イメージ

香川タウン

 私たちは、高松市から東かがわ市まで東讃地域にある各地の神社を対象に清掃活動をしています。その取り組みは、地域ごとに様々ですが、何よりのモットーは「地元の人と地域に住む子どもたちとが一体となって関わることを通して地域に内在する教育力を広げて行きたい」との願いを掲げて、小学校、中学校、高校、さらには企業というように多方面に働きかけて、その協力のもとで自主的に参加してきた子供たちに、大きな喜びと力を提供しています。
 とくに子供たちの場合、全くの初対面であっても大人の人たちと掃除を一緒する事は、平素の日常生活では得られない“何か”を受けとめて、それがまた新鮮は体験となって喜びと感動を広げているようです。この子ども達が成人したあかつきには、神社で汗をながした想い出をあたため、いつまでも地元を大切に思いながらも、地域に根着した伝統文化を守り育ててくれるようになったらすばらしいな〜と願いながら毎月の活動に取り組んでいます。
いまのところ東かがわ市の白鳥神社、さぬき市の多和神社、塩江地区の箕山湯乃薬師を中心に活動しています。

■社会奉仕(とくしま)

 

9月度 社会奉仕活動実施

日時:令和6年9月14日 (土) 9:00〜10:30
場所: 正福寺
参加人数:大人17名 子供10名
 
今回は子供が10人(3歳〜8歳)参加してくれました。とても賑やかで子供の元気を貰いながら大人もお掃除させて頂きました。その中でも子供なりに自分のできる精一杯落ち葉の一杯詰まった袋を同手にしっかり掴んだり、頭の上にのせたりして決められた場所迄運んでくれました。

<エピソード>
掃き掃除をしていた子供 (小1・女) 2人が途中から溝に生えている「苔を取りたい」と言い出して溝掃除をし始めた。大人の人に教えてもらいながら、ジョレンを使って苔を取ったり、土をあげたり、ホースで水を流したりして、とても楽しそうに最後まで2人で力を合わせて綺麗にしてくれました。そして、ホースの片付けまできちんとしてくれて、溝掃除は子供には出来ないと思っていたので、子供の可能性に驚かされました。

次回の予定
日時:令和6年10月12日 (土) 9:30〜11:00
場所:冨田八幡神社 (徳島市伊賀町)
内容:来月秋祭りがありますので、境内の落ち葉をていねいに掃いてきれいにする。
各自持参する物:お茶又は水、帽子、手袋、タオル
        防災グッズ(非常事態になった時の為)



■社会奉仕(あいずみ)



作業前



作業後

12月度  社会奉仕活動実施
日  時:R6年12月15日(日)9:30〜11:00
場  所:春日神社(板野郡松茂町中喜来牛飼野西ノ越30)
参加人数:大人23名 子ども4名

今年最後の社会奉仕活動は、ご縁があり今回初めての場所である松茂町の春日神社で行いました。
本来は前日の14日に計画していたのですが、雨の為翌日の実施となりました。当日は風もなく暖かくて、動いていると少し汗ばむほどでした。清掃場所は神社の裏側で、切った木や枝を2か所に整頓しながら片づけたり、落ち葉を掃いたり子どもたちも大人も皆んな一生懸命動いていました。終わった後は見違えるほどきれいになり、皆んなの顔も輝いて見えました。

<エピソード>
 12月は毎年恒例のサンタクロースが、清掃終了後に子どもたちにプレゼントを持って登場してくれます。今年は初めてサンタクロース役になった壮年さんでした。終わった後の感想に「初めてサンタの役をさせてもらったけど、子どもたちの声をきくことの少ない自分にはよい体験でした」と言われていて子どもたちにプレゼントを渡すとき、一人一人の子どもの名前を呼びながら「今日はお掃除、よく頑張ってたね。」と手渡していて、とても微笑ましい温かい時間でした。

※<次回の予定>
日時:令和7年 1月11日(土)午前9:30〜11:00
場所:鳴門こども学園(鳴門市里浦町里浦坂田415-3))
内容:学園の子どもたちとコミュニケーションをとりながら園庭をきれいにしましょう!!

各自持参する物:マスク着用・帽子・水分補給用のお茶又は水・鎌
        防災グッズ(道中や清掃中に非常事態になった時の為)

お問い合わせ  法人事務所 088-692-0902



■社会奉仕(かがわ)

 








1月度 社会奉仕活動実施
日時:令和7年1月11日(土)9:30〜11:30
場所:白鳥神社(東かがわ市松原69)
参加人数 14名(大人7名 高校生5名 小学生1名 J1名)
費用 0円

 前日までの寒波も少しゆるみ、お掃除もあまり冷たさを感じることなく出来ました。お掃除は本殿、西祓所、トイレなど中の拭き掃除でした。三本松高校から、2年(男1名)1年(女4名)女生徒の弟くん1名(小5)の6名の参加があり、2才(J)〜85才と世代の違う人とのお掃除でした。高校へはチラシを持っていかせてもらい、校長先生自ら各教室に配って下さっています。そのチラシを見て興味のある人が集ってくれました。みなさん一生懸命してくれました。

〈参加者の感想〉
〈若い世代〉
・1度参加して、こういう機会はあまりないので、声を掛けてくれて良かったです。
・以外と楽しかったです、良かったです。
・1年振りに神社にきて、お掃除するのは始めてで新鮮でした。
・日頃からボランティアに興味があった。雑巾の絞り方から教えてもらい、知らなかったので良かったです。楽しかったです。
・こういう体験は始めてですが、上手に出来たと思う(小5)
・いろんなボランティアに参加していたが、世代の違う方と話をしながら、出来たことは貴重な体験でした。楽しかったです。
〈大人〉
・若い人と一緒にお掃除ができて楽しかったです。
雑巾の絞り方の伝授ができて良かったです。これからも一緒にお掃除をしたいです。
(85才の壮年さんですが、居合道をしており、刀の振り方から雑巾の絞り方の型になれば刀が止まる技を例にあげて絞り方の説明をしてくれました。)
・掃除機を掛けましたが、追いつかないぐらいに次々と乾拭き、水拭き集団(生徒)が迫ってきて、その早さにビックリです。
・若い人と一緒にできて、言われたことをきちんと実践していたので、素直さにすごいと思った。これを自分の人生のかてとしてほしい。
・初めて来た人はわからないし、わかりにくいと思うけど、続けていくとわかってくるので、続けてほしい。普段から神社に来てほしいです。

次回の予定
日時:令和7年2月8日(土)9:30〜11:30
場所:多和神社(さぬき市志度))

各自持参するもの:お茶又は水、軍手、帽子

お問合せ 坂東(090-8690-8768)